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ここでは、書籍などを読んだりインターネットで調べたりして、病院から処方されているステロイド薬を飲むこと以外に私が実行していることについて記述します。私は自己免疫疾患は体のバランスが崩れる事により起こるもので、急に悪くなった症状を緩和するために薬に頼るのは仕方が有りませんが、根本的には生活習慣を変えることにより対処し、長期的には薬への依存をなくすのが一番の方法だと思っています。

薬は、悪玉菌やウイルスを退治したり、体が不調に陥って機能が低下している臓器の働きを助けたりしますが、それと同時に善玉菌も殺し、人体自体が本来もっている機能を阻害し、自然治癒力を低下させる原因にもなると思います。

何事も自然が一番です。ただし、ここで私が言っている自然とは、体自体や体内の微生物等がもっている機能が正常に働くのを助けてあげるという意味で、放任やなにをしてもいい(その逆のなにもしない)という自然ではありません。

実施する事を選択するにあたっての基準は、

 - 科学的または経験的に実証されていること。
 - 金銭的な負担が無いまたは少ないこと。
 - 精神的、体力的に負担が無いまたは少ないこと。

で、今やっていることは以下の通りです。リンクがある項目は、詳しくは各項目をクリックしてください。

なお、下記はあくまでも私が現在実行していることを参考として記述したもので、本HPをご覧になられた方が実行される場合はあくまでも自己責任でお願いします。(とは言っても、やってもあまり害になりそうなものはありませんが。。。。)

食事改善

多くの文献、書籍が、現在の精製された米、塩、砂糖や肉食中心の食事が多くの病気の原因であることや、農薬、除草剤の野菜、果物への影響、抗生物質、ホルモン剤を使用した畜産への危険性を指摘しています。ここでは食事の基本的な考えをまとめてみました。詳しくは上記タイトルをクリックしてリンク先をご覧になってください。

ちなみに、食べ物は顔の見えるところから購入したいものです。私の友人もおいしいと絶賛している長野で有機栽培をして宅配もやっている立川さんの「はるばる農園」のHPは以下のとおりです。

http://www5b.biglobe.ne.jp/~harubaru/


ヨーガ

ヨーガは体位体操(一般にいうヨーガ)、呼吸法、瞑想法の3つの柱からなり、心身をリフレッシュさせます。参考書籍としては、元大阪大学教授で62才からヨーガを始められヨーガ禅道友会をつくられた佐保田鶴治氏の「ヨーガ入門」(ベースボールマガジン社)がお勧めです。

呼吸法

i)鼻呼吸
 元東京大学医学部西原克成講師が提唱しておられ、実際に難病の治療に効果が上がっているもので、口呼吸を鼻呼吸に変えることにより免疫機能を高めます。2001年3月17日の日経新聞にも本件が記載されています。
具体的には、
(a) 口を閉じて鼻で呼吸するように気を付ける。
(b)  出来ればマスクを少しぬらして2重に折り、口のところだけにマスクをします。
  (普通の会社員が仕事中にこれをしているとなんか怪しいので、そういう人は(a)かな?)
(c) 寝るときに口に縦に1つまたは逆ハの字形に2つ医療用の紙テープを貼って寝る。

ii)腹式呼吸
 西野式呼吸方法、ヨーガの呼吸方法、丹田呼吸法(禅の呼吸方法です。丹田呼吸法については、書籍も沢山ありますしGoogleで調べても多くのHPがあります。)など呼吸と健康については色々の本が有りますが、共通しているのは深い長い呼吸は体にいいと言うことです。西野式呼吸法は上記西原先生も勧めておられます。なお、私はヨーガの呼吸方法をやっています。呼吸法を変えると頭がすっきりして、体調がよくなり、気力も充実してきます。

鼻うがい

これは温めの塩水で鼻を洗浄するものです。上記佐保田さんの「ヨーガ入門」に”朝起きたら、すばやく歯をみがき、口をすすぎ、顔を洗う。眼球と鼻孔を清めたらなおよいでしょう。”と書いてあったのでやり始めました。先日TVで鼻うがいをやっている歌手の美川憲一さんが紹介されており、これをやってから10年以上風邪を引いていないと言っておられました。ちなみに、私も長く鼻詰まりで口呼吸でしたが、これにより、鼻呼吸が出来るようになり、また今年の冬は風邪を引いていません。具体的な鼻うがいの方法は別項の通りです。

亜麻仁油、紫蘇油の使用

オメガ3と言う種類のα-リノレン酸を多く含む亜麻仁油や紫蘇油は、炎症を抑え癌、自己免疫疾患、アトピー等を予防する効果があります。なお、市販されている多くの植物油に含まれるリノール酸はオメガ6と言う種類の脂肪酸で、上記α-リノレン酸と逆の効果を持ちかつ排他関係にあります。そのためリノール酸の摂取も同時に控える必要があります。ちなみに、α-リノレン酸は体内で変換され、一時期大きな話題になったDHAやEPAになります。

亜麻仁油、紫蘇油はインターネットで購入可能です。また、紫蘇油は花粉症、アトピー対策用として最近一般の薬局やスーパーなどでも取り扱っているところがあると思います。

アロマセラピー

免疫機能を高めるエッセンシャルオイルとしては、ティーツリー、ユーカリがあります。また、リラックスさせる効果のあるものとしてはラベンダーがあります。私の場合、入浴時にお風呂に数滴入れたりして楽しんでいます。

なお、余談になりますがティーツリーはちょっとした火傷、にきびや吹き出物、水虫に、また、ユーカリは風邪の引き始めで鼻が詰ってきたかなというときにも効きます。

自律神経免疫療法

これは新潟大学医学部の安保教授と元外科医の福田氏が提唱されておられる治療方法で、癌、自己免疫疾患などの難病は血液中の白血球でリンパ球と顆粒球のバランスが崩れることにより引き起こされるため、針治療によりそのバランスを回復させ、難病を治療するというものです。自律神経免疫療法の概要をお知りになられたい方は、東京の昌平クリニックのHPをご覧下さい。また、詳細をお知りになられたい方は、安保教授が書かれた「医療が病をつくる - 免疫からの警鐘」や福田医師が書かれた 「難病を治す驚異の刺絡療法」をお読みになってください。

私は京都にある池田歯科医院という自律神経免疫療法をやっているお医者さんに通っており、3ヶ月たった今、血液のバランスがとれてきて、それと同時に肺の雑音、陰もとれてきました。ただし、これは私が、プレドニンを継続して飲んでいるからなのか、または、この治療が効いているのか、はたまた、上記のどれかが効いているのかは解りませんが、最近、体調がいいのは確かです。なお、私が通っている医者によると安保さん、福田さんと上記西原さんはお知り合いのようです。
なお、少なくとも、最後の自律神経免疫療法以外はほとんどコストがかからないのでやられる価値はあると思います。私のお勧めとしては、食事、ヨーガ、呼吸法、鼻うがい、亜麻仁油 or 紫蘇油、アロマセラピー、自律神経免疫療法(薬と同じで、いつまでも亜麻仁油or紫蘇油、針治療に頼っておられないので)の順になります。

あと、ストレスも免疫に影響を与えることが明らかになってきていますので、ストレスのかからない環境(変な話ですが、好きな音楽を聴いたり、無理のない範囲でスポーツをしたり)に自分からもって行くのも重要だと思います。

また、全ての人には当てはまらないのでここでは詳しくは書きませんが「噛み合わせ」も健康に大きく影響します。私の場合、大学時代にアイスホッケーで前歯を1本折ってしまい差し歯にしたんですが、その時に噛み合わせもずれてしまいました。その影響で一時、腰痛、肩こりに始まって、テニスをした翌日は腰が痛くて顔も洗えないほどに悪化したんですが、ある日図書館で借りた本に噛み合わせのことが書いてあり、ためしに歯医者に行って噛み合わせを直したら上記の症状は全くなくなりました。冗談のようですが、噛み合わせを直してもらって30分ぐらいは、仙骨が動いていくのが自分でもわかりました。ちなみに噛み合わせの調整は、専門の知識をもった歯医者にやってもらう必要があると思います。私の場合は、たまたまいった歯医者に1週間に一度噛み合わせ専門の先生がきておられ、治療をしてもらいました。とは言っても差し歯の後ろが肉厚だったのでそこ削ってもらっただけで確か治療費は1回数百円程度でした(保険適用外の治療をして、高額の治療費が必要なところもあるようです。)。なお、私の場合がそうだったんですが、噛み合わせが大きくずれている場合は、顎や顔の筋肉などがずれた状態に慣れているため一度の調整では正常な位置に戻らず、数週間から数ヶ月単位で数度の調整が必要だと思います。

最後に、病気をしてから読んだ本の中でお勧めの本を以下に示します。なかでも特にお勧めの本を青色で示しました。私は、禅を含む仏教関係の本は好きでよく読んでいたんですが(特定の宗教団体は嫌いですが)、エンジニアの端くれなんで、健康、環境、病気関連の本はほとんど読んでいませんでした。これらの本に会えたのも病気のおかげです。感謝!

− 参考+お勧めの書籍 −

1) 「図解 豊かさの栄養学」 丸元淑夫著、新潮文庫
2) 「図解 豊かさの栄養学2、健康の質・脂肪は正しく取ろう」 丸元淑生、丸元康生共著、新潮文庫
3) 「最新ミネラル読本 図解 豊かさの栄養学3」 丸元淑生、丸元康生共著、新潮文庫
4) 「粗食のすすめ」 幕内秀夫著、新潮Oh文庫
5) 「ワイル博士の医食同源」 アンドリュー・ワイル著、角川書店
6) 「癒す心、治る力」 アンドリュー・ワイル著、角川書店
7) 「今の食事では早死にする」(改定新版) 今村光一監訳、経済界
8) 「栄養療法辞典」 メルビン・ウァーバック著、日本評論社
9) 「第3の医学」 メルビン・ウァーバック著、日本評論社
10) 「小さな惑星の緑の食卓」 フランシス・ムーア・ラッペ著、講談社
  "Diet for a Small Planet" Frances Moore Lappe, Ballantine Books
11) 「脱牛肉文明への挑戦」 ジェレミー・レフキン著 ダイヤモンド社
12) 「「有機食品」の秘密」 横田哲治著、三一書房
13) 「沈黙の春」 レイチェル・カーソン著 新潮文庫
  "Silent Spring" Rachel Carson, Penguin Books
14) 「シュガー・バスター」 H・レイトン・スチュワート他著、講談社(この本は、すこし誤解を与えやすいですが。。。)
  "Sugar Busters" Leighton Stewart et al, Ballantine Books
15) 「医療が病をつくる - 免疫からの警鐘」 安保徹著 岩波書店
16) 「内なる治癒力 - こころと免疫をめぐる新しい医学」 スティーブン・ロック他著 創元社
17) 「免疫・自己と非自己の科学」 多田富雄著 NHKブックス
18) 「免疫の意味論」 多田富雄著 青土社
19) 「難病を治す驚異の刺絡療法」 福田稔著 ビタミン文庫
20) 「老化は腸で止められた」 光岡知足著 青春出版
21) 「いのちの輝き」 ロバート・C・フルフォード著 翔泳社
22) 「ヨーガ入門」 佐保田鶴治著 ベースボールマガジン社
23) 「ヨーガ根本教典」 佐保田鶴治著 平河出版社
24) 「ウパニシャッド」 佐保田鶴治著 平河出版社
25) 「薬でなおらない成人病」 奥山治美著 黎明書房
26) 「噛み合わせ驚異」 正井良夫著 ブルーバックス 講談社
27) 「アロマセラピー エッセンシャルオイルブック」 スーザン・カーティス著 双葉社
28) 「アロマセラピーとマッサージのためのキャリアオイル辞典」 レン・ブライス他著 東京堂出版
29) 「健康は呼吸で決まる」 西原克成著 実業之日本社
30) 「はるかなる東洋医学へ」 本多勝一著 朝日新聞社
31) 「自然農法・わら一本の革命」 福岡正信著 柏樹社
32) 「センス・オブ・ワンダー」 レイチェル・カーソン著 新潮社
33) 「子供たちとの対話」 J・クリシュナムルティ著 平河出版社
34) 「粗食のすすめ 旬のレシピ(1)−(4)」 幕内秀夫著 東洋経済新報社

参考Webサイト

1)  Mayo Clinic
    http://www.mayoclinic.com/index.cfm
2)  Dr. Weil
    http://www.drweil.com/
3) National Institute of Health (NIH)
    http://www.nih.gov
4)  Oldways Preservation & Exchange Trust
    http://www.oldwayspt.org
5) アロマセラピーについて詳しいサイト
   
   

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