常識or慣習と思考停止状態
「そんなもの常識だよ。」とか「それはこうすることになっています。」とか言うのは疑う必要がある。自分で一旦それを取り入れて、調べる必要がある場合は文献を見て、自分の頭で判断するべきである。一般の会社でもそうであるが、組織内にいると内外の環境変化により過去の常識が非常識になっているのに気づかないことが多い。また、常識とは異なるが、医者、弁護士と言うタイトル(失礼な言い方だが)に惑わされることも多い。医者も弁護士も、この分野別に細分化し専門化した現在、分野がはずれるとまったくたよりがないし(これまた失礼)、xxが専門といってもその医者が常に知識をアップデートしているという保証はない。
例えば、東京の病院だと私の間質性肺炎のタイプだとステロイドの投与期間は極力短くすべきであるとのことであったが、再発したせいもあるのだが奈良の病院だと1−2年はステロイドを処方する予定のようだ(退院したら東京の病院のセカンドオピニオンを聞きに行きたいと思います)。また、東京の病院だと使わなかった抗生物質を、奈良の病院だとステロイドの影響で体の抵抗力が低下するので平行投与するようである。気管支鏡検査の場合は、東京の病院では口内の事前の麻酔剤噴霧量は比較的少なかったし、気管支鏡を一旦気管の入り口に入れた後に麻酔液の投与はなかったが、奈良の場合は両方とも逆であった。そのおかげか?気管支鏡検査を行っていたときは、奈良の病院の方が楽であったが、後からのどが痛くなり2日経過した今も痰がとまらない。などなど、病院によって、治療方針、検査のやり方が異なる。
と言うわけで、自分の病気の治療なんでもう少し調べて見ようっと、自分の時間と頭をつかって。
追記)
患者、患者の家族の方や医者の人で、これを読まれて、「私の場合はこうですよ。」言うのがあれば情報を下さい。よろしくお願いします。