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間質性肺炎とは 症状 病気の原因 検査と診断 病気の分類と概要 治療方法 肺移植について

症状

間質性肺炎においてもっとも多い症状は咳と息切れです。

●咳
多くの場合が痰を伴わない空咳です。身体を動かそうとしたとき,何か話を始めようとしたとき、急いで息を吸い込んだとき、冷たい空気を吸い込んだときなどに咳込むことが多いようです。病気が進むと咳も頻繁になり、咳が咳を誘発するかたちで執拗に続くことがあります。患者さんにとっては咳が続くということは、ただ息が苦しいというだけではなく、体力を消耗する原因となります。ひどい場合には,体重がかなり低下してしまうこともあります。


●息切れ
息切れを感じるのは酸素が不足しているせいです。病気の初期では、ふつうにゆっくり歩く程度では感じることはなく、階段や坂道を上るときに初めて自覚することが多いようです。ご自分ではわからなくても、ご家族の方が先に気づくこともよくあります。たとえば、最近歩くのが以前より遅くなったとか、何カ月か前から階段を上るとしんどそうにしていた、などです。病気が進めば、やがて平地歩行でも息切れを感じるようになります。また、肺の機能が低下しているため心拍数が上昇します。

人によっては風邪になった時にでるような、疲労感、微熱、体重の減少、筋肉痛や関節痛が現れたりする場合があります。

咳や息切れは、急性の間質性肺炎の場合は数週間で、亜急性の場合は数ヶ月で、慢性の場合は数年で、徐々にその症状が強くなっていきます。これが通常の風邪やインフルエンザとの違いです。

注) 本ページの記載は全国膠原病友の会京都支部のHPから転記しました。
   http://homepage2.nifty.com/KOGEN/Kyoto/Kindex.htm

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